セミナー講師になりたい方へ~ビジネスモデルを組み立ていますか?
わたしが、初めて講師になって起業したとき、
「企業研修の講師になろう」「セミナーで商工会議所から呼ばれたい」など、しか考えていなかったのですね。
売れるまでの流れを考えるという視点がなかったのです。
売れる流れとは、ビジネスモデルと言います。
これをつくっておくと、
セミナーや講座で、もっと売上アップできるのです。
それを知らなかったので、
もっと活躍したいと考えている講師の方に、始める前にビジネスモデルをつくることをお勧めしたいので、この記事でご紹介しますね!
ビジネスモデルとは
目次
「ビジネスモデル」とは、売れる仕組みのことです。
講師やコンサルタントの業界以外に、さまざまな業種や業界がありますね。でも、ビジネスモデルについては、似ていることも多いのです。
たとえ、業界的に先行きに不安がある場合でも、他の業界でうまくいっているビジネスモデルを取り入れることによって、発展するケースもあるかもしれないということです。
ビジネスモデルの基本の考え方や作り方がわかれば、その都度、興味のある業界や会社が、どうように売れていく流れをつくっているのかを分解して、わかるようになりますよ。
起業するときに、今、もっているアイディアや商品、サービスが単に売れればいいと思い始めてしまいがちなのですが、事前にビジネスモデルを考えて組み立ててから、スタートできるようになると、売れるまでの不安も軽減することでしょう。
ビジネス初心者の起業で知っておきたい基本のビジネスモデル
ビジネスモデルもたくさんあり、細かなことまで覚えようとすると、なかなか現実にどうしていいかわからなくなるのも事実です。経営のプロとして、活躍することが目的でないなら、自分自身のビジネスに役に立つ基礎や考え方を学ぶだけで、十分につかえますよ。
この記事では、個人で初めて起業する、
講師やコンサルタントを目指す方などに役立つ、個人で無形のサービスの方向けに
さっくりと、お役に立てるかなと思う部をご紹介しますね。
個人でこれから起業する人、はシンプルなことを頭にいれておくことから始めましょう。
ビジネスモデルとは、売れるまでに道のり
とイメージしましょう。
たとえば、企業研修の講師で考えてみますね。
売りたい商材は、「企業で実施する1日の研修で、営業社員向け」だとします。
あなたは、知り合いやすぐに依頼してくれる企業もしりません。
どうやって、売れますか?
売れるまでの流れを考えてみよう
最終の売りたい商材が、「企業で1日研修」です。
そこにたどり着くまでに、どのような道をたどればいいかを考えるのです。
売れるまでの流れやプロセスを書き出してみましょう!
1.企業に知り合いがいない
2.どこで担当者や決定権者とであえるだろうか?
3.企業の社長や代表者が集まっているところはどこ?
4.商工会議所や商工会、経営者協会、法人会などがある!
5.そこでセミナーしたいな
6.商工会議所などの団体から、講師として呼ばれるにはどうすればいいのだろう?
7.訪問して聴いてみようかな
8.行くにしても、まず、自分の研修を説明するチラシやパンフレットがあったほうがいいな
こんな風に考えていくと、売れるまでの道のりが、見えてきましたね。
この場合のビジネスモデルは、
商工会議所でのセミナー → 企業研修
となりますね。
ビジネスモデルをもっと広げていく
起業するとき、講師として企業研修やセミナーの依頼を増やそうと思った時は、
売れる流れを作って、それに沿って行動していきます。
ビジネスモデルが見えていると、行動しやすいですよね。
そして、思ったように売れないなぁとか、うまくいかないなぁというときは、
そのビジネスモデルのどこでつまずいているのかを見ていくのです。
なので、修正がしやすくなるという効果があります。
ビジネスモデルを考えるときには、個人で起業する人は、まず、同じ業界や仕事をしていてうまくいっている人のことを調べてみましょう。
同じ資格を持ち、仕事をしているのに、うまくいっている人とそうでない人がいることはよくあることです。
表面的な、売れている物やサービスだけを見て、同じように真似すればうまくいくはず!と思って、簡単にできると思って始めてしまう人が少なくないんですよね。
わたしも、講師で起業したての頃、
表面的なところしか見ていないで、ほとんど無知だったなぁと思います。
やみくもに、営業に行けば仕事が取れると思って、ガンガン行動を始める人もいるのですが、
確率が少ないです。。絶対とは言えませんが。
では先ほどの、
商工会議所でのセミナーで講師として呼ばれる
→そこに参加した企業から依頼がくる
この流れにもっと枝葉をつけて、
ビジネスモデルを作ってみましょう。
商工会議所でセミナーがすぐに依頼がくればいいのですが、ほとんどの講師は、
実績がないときは、呼ばれる可能性はとても少ないです。
では、どうやって、
商工会議から呼ばれる講師になるにはどうするか?
ですよね。
ビジネスモデルの観点からいうと、
シンプルな
商工会議所でのセミナー → 企業研修へ
の前に、
もう一つ流れを考えなければならないとなります。
商工会議所で呼ばれる講師になるためには、
この3つの可能性がありますね。
1.自分で営業する
2.ホームページやブログを充実させ、オファーがくるようにする
3.講師派遣のエージェントに登録して、営業してきてもらう
この3つの他にも、もっとあることでしょう。
知り合いが商工会議所のセミナー担当をやっている、
友人が商工会議所の青年部などの会長をやっているなど。
ひとそれぞれ人脈や過去の経歴が違うので、
成功への道筋もそれだけの可能性があるということですね。
ビジネスモデルも、個人レベルで動ける仕事だと、
その人によって、いろんなパターンが細かく違ってくるとも言えます。
そして、実際にビジネスモデルを組み立てていくときに、
講師派遣エージェントに登録して、仕事を待っている方もいるのですが、
実際には、ほとんど仕事が来ない人が多いのが事実ですよ。
なので、ビジネスモデルを作るときは、上記の他にも
いろんな方向から入ってくるように、計画していきます。
1人1人のケースが違うので、ここでは細かくお伝えできないのですが、
さまざまな流れを想定して、創り上げていきます。
ビジネスモデルを調べてみよう
なぜ、そのビジネスモデルでやっているのかという背景にも目が向けられると、今まで知りもしなかった業界の常識が潜んでいることもあるのです。
そして、うまくいっている人の、ビジネスモデルを調べて図解するようになってから、
驚いたことが多々あります。
他の業界なら、当たり前にやっているビジネスモデルがあっても、「業界の習慣」が古くからはびこっていてなかなか取り入れられないという現状も存在しています。
ビジネスモデルを何度も練って考える
意外と多いのは、自分のことが一番わからないということなんですよね。
人のビジネスのことを聴くと、的確にアドバイスし、わかる人も多いのですが、
自分のこととなると自分で客観的にはなかなかわからないものなんですよね。
ビジネスモデルも、成功へのケースやルートをすでにもっているのに、
本人がそれに気づけないということも多々あるんですよ。
わたしも、講師希望の方へのコンサルティングもしているのですが、
ご自身の強みや差別化ポイントはもちろん、ビジネスモデル(売れる流れ)もご本人ではほとんどわからないというのが現状です。
ご本人のお話をお聴きて、こちらでビジネスモデルをお伝えすると、「え!そうなんですね!」と驚かれることが多いんですよ。
ビジネスモデルのまとめ
ビジネスを始めるとき、又は、始めているけど、もっと拡大したいと思った時
ビジネスモデルを確認したり、組み立ててみてくださいね。
起業すると、スルスルと簡単な道のりで成功する人は、ほぼいません。
すすんでみては、改善し、修正し、を繰り返して、上に登っていくものなのです。
あなたの成功をお祈りしています!