こんにちは~柳沼佐千子です。

商工会議所のセミナー講師で、募集があれば応募したいと思っている方も
多いのではないでしょうか。

士業の方やコンサルタント、専門家の方にとっては、
特に商工会議所でのセミナーの実績は貴重です。

実は、商工会議所では、
基本的に、セミナー講師の募集はしていません。

では、どうやって商工会議所や商工会のセミナーをしている
セミナー講師は、依頼されているのでしょうか?

商工会議所でセミナーができる方法を
まとめました!

 

そもそもセミナー講師は、どうやってなるの?

セミナー

セミナー講師には、資格がありません

最近では、本業のビジネスに活かすためにセミナー講師を
する人が増えてきましたね。
第2の人生を講師でスタートする方もいらっしゃることでしょう。

資格がないので、基本的に誰でもできます。

セミナーを商品として考えてみてください。

セミナーを創って、
売れる状態にあることがまず、必須です。

商工会議所で売れるセミナーを創る

ノートとペン
まず、最初に商工会議所でセミナー講師で呼ばれたい、
と思っている方は、セミナーを用意しましょう。

あなたが提供できるセミナー内容はなんですか?

セミナーを用意するといっても、
セミナーは、目に見える商品ではありません。

見せる形にします。
「セミナーのチラシ」です。

商工会議所でセミナー講師として呼ばれる、チラシの作り方

セミナーチラシは、
会社や商品のパンフレットと同じような役目だと思ってくださいね

どんな商品も、お客様に説明ができる、
見てほしい!と思われるパンフレットや商品説明がほしいのです。
チラシには、細かい詳細まで入れてしまうと、逆に読まれなくなりがちです。
詳細の情報は、ホームページに入れるようにします。

もし、初めて住宅を買おうとしたとき、
商品の完成図や写真や説明、値段がわからなければ、
契約はできませんね。
それと同じなのです。

 

チラシに入れる内容は、

1.あなたのプロフィール
2.写真
3.セミナータイトル
4.主な内容
5.セミナー料金(なくてもOK)

セミナー講師は、プロフィール写真が重要です。
チラシを作成するときは、事前に
プロカメラマンに依頼をしましょう。

プロカメラマンに撮影の依頼をするときのコツ

 

商工会議所のセミナーで呼ばれている講師は、募集があるのか?

講師
商工会議所のセミナーで呼ばれている講師は、
依頼されるルートが2種類あります。

1.商工会議所から、直接依頼がくる講師
2.講師派遣会社から派遣され、間接的に依頼がくる講師

講師派遣会社であるエージェントを通して依頼される講師は、

講師派遣会社に登録をしてあります。
そして、セミナーチラシができています。

それをエージェントの営業社員が、
商工会議所から依頼を受けてくるのです。

そのとき、商工会議所であなたのセミナーに興味を持ってくれれば、
エージェントを通して、依頼がきて、派遣され、
そして、セミナー開催されるという流れです。

そして、このエージェントは、講師リストの一覧を持って、
商工会議所や商工会などに、営業にいきますので、
一度依頼が来た商工会や商工会議所からは、
翌年も呼ばれる可能性は少ないです。

セミナー講師は、
経営のノウハウを教えるコンサルタントや、営業スキル、接客、
マーケティング、接遇、マナー、キャッチコピーや
POPの作り方など、
たくさんの各種セミナータイトルやメニューがひしめき合っています。

一社のエージェントで300以上のセミナー講師のチラシを配布している
会社もありますので、とても競争率が激しいことがわかると思います。

企業研修の講師も、セミナー講師も、創業することと同じ視点です。
商品が良いのはもちろん、商品が良いだけでは売れないということも
頭に入れて起くことが必要です。

売れる人気セミナー講師、
企業研修から直接依頼がくる
講師になるには、マーケティングの思考方法を取り入れ
ビジネスモデルを作っておく必要があります。

 

コンサルティングを受けるなら、しっかり相手を選びましょう

講師として、高額のまとまった収入を目指すのであれば、
専門のコンサルティングを受けるのも早道です。

注意※中小企業診断士や
一般の経営コンサルタントにコンサルティングを受けるときは、
専門性と実績をよく確認しましょう。

専門や実績が、別の業種であり、
たとえば、店舗の売り上げをアップさせる専門家や
製造業出身のコンサルタントに依頼しても、専門が違います。

セミナーや企業研修の講師のビジネスモデルを
細かく立ちあげられるとは限りません。

ホームページがない、SNSやネット集客を専門家本人がしたことがないと、
ネットやホームページが必須な業種や仕事の相談をしても、
的確なアドバイスをもえらず、
迷走することになります。

(講師の仕事が軌道に乗らずににいたとき、
相談したのですが。結局何をしていいかわからなかったのです。
わたしが経験者です^^;)

エージェントに登録をしていて、そこから派遣されたい人は、
エージェントから選ばれる対策も必要です。

では、直接依頼をされる講師は、
どのように情報が来たり、営業したり、
どうしているのでしょうか?

 

直接依頼されるセミナー講師の特徴

講師
直接依頼されるセミナー講師もいます。
わたしもその一人です。

ホームページのサイトを検索して、セミナーや講演の業務依頼が
直接くることがあります。ホムペ―ジには、事業内容やアクセスなどもアップしておきましょう。

直接依頼がくる場合は、

1.地元の商工会議所の会員である
2.担当者があなたのセミナーを受けたことがある
3.地元企業や関係者から紹介される

いくつかルートがありますね。

すべて共通してるのですが、
実績が大切です。

1.直接依頼がくるケース

直接依頼がくる場合は、
地元の商工会議所の会員であって、
日頃から顔見知りになっている状態だと、

セミナーを依頼していただける場合があります。

会員になったからと言って、
仕事がくるわけではありません。

よくあるのは、士業の先生方は、相談業務で通っているうちに、
セミナーもという流れで依頼されることも多いです。

会員になって、商工会議所の行事やいろんなものに顔を出しておくと、
頼まれることがあります。

 

2.担当者があなたのセミナーの受講者だった

商工会議所の職員向けの研修会などもあります。
そこで、受講者だった、商工会議所の担当者が、

自分の商工会議所でも実施したいと思ってくださることがあります。
すると、直接依頼、講師のホームページを見て、
メール、電話で問い合わせが来ます。

※ここでも、内容が良かった、セミナーが面白かった、は必須です。
逆に、あなたのセミナーの評価が良くないと、依頼は来ないです。

3.紹介されて依頼がくるケース

商工会議所は、いくつかの企業のグループを作り、活動している「部会」というものがあります。

たとえば、
サービス部会、工業部会、など。

仕事のジャンルによって、分けられた
活動があるのです。

その他にも、
各商工会議所によって、青年のグループ、
女性のグループ、地域毎のグループなどもあります。

各グループによって、
予算があります

すると、その予算で、勉強会を開くのを活動とする場合があり、
そのとき、セミナー講師が呼ばれることがあります。

その企業のグループのまとめ役をしている
企業の社長に、セミナーを開きたいと、商工会議所に言ってもらえると
比較的簡単にセミナーを依頼されます。

しかし、多くの場合は、
企業の社長は、商工会議所の活動で、セミナー講師を自ら探すことは少なく、
商工会議所の担当者から、紹介してもらい、
決めていくことが多いです。

商工会議所のセミナー講師になるためのまとめ

セミナー

商工会議所から呼ばれるセミナー講師になるには、
そもそも、
相手がほしいと思うセミナーを創って、
商品として持っていることが重要です。

どんな仕事も共通していますが、
お客様の満足度が高いこと、アンケート評価が高いことは大事です。

リピートされるには、
内容やタイトルを変える。

同じ内容で、同じ講師はを、
商工会議所では、
リピートすることはまず、数年はないからです。

まずは魅力的なセミナーを創りましょう。
たとえ、呼ばれたとしても、満足度の高い、

「時間があっという間に感じた!」
「目から鱗でした!」
「過去で一番良かったです」
「受講生が誰も寝てなかった」
「今度、うちでもやってほしい」

こういう感想がでなければ、
呼ばれる講師になるのは、難しいといえるでしょう。

年間を通して、講師の仕事依頼がくるようにするには、
企業から直接依頼がくる仕組みを整えましょう。

数少ない商工会議所でのセミナーのチャンスを活かすためにも、
しっかり
あなたのセミナーを魅力的に伝えるコツ
組み立てをして、準備してくださいね。