こんにちは!柳沼佐千子です。
社内でアイディアや意見が出ない、と悩んでいませんか?
それは、会議が話し合いとなっていなくて、一方的な報告や説明のスタイルになっていることが多いのです。参加した全員が参加するスタイルに変えると、仕事も会議ももっと活発で有意義な時間となります。
その全員参加スタイルの会議の手法、「ファシリテーション」についてまとめました!
ファシリテーションってなに?
円滑な会議の手法です。
会議や話し合い、ミーティングで、時間ばかりかかってしまったり、
1人だけが意見をいって、他の人が黙っている、、
とう場面は、よくありますよね。
それを、全員参加のスタイルで、
誰でも意見や発言ができるよう、促したり、
話の流れを整理する係りがいて、
参加者の認識の一致を確認したりします。
ファシリテーションでは、全員が話し合いに積極的に参加すること、
そして、全員が納得はできないかもしれないが、
結果について「合意」できる状態をめざします。
大学の授業でも取り入れてている
今は、ファシリテーションも一般的になってきましたね。
ファシリテーションの授業を某6大学で、
担当したことがあります。
20名のクラスです。「ファシリテーションを知っている人~?」
だれも手が挙がりませんでした。
ファシリテーションの具体的な内容
「ファシリテーション」は、話し合いの過程(プロセス)を管理する人。
内容には、基本的にはタッチしません。
話し合いでは、
情報共有 → アイディア発散 → 収束 → 情報共有
のプロセスをたどります。
アイディア発想
アイディア発散の場面では、
「ブレーンストーミング」が使われることが多いです。
ブレーンストーミングとは、
アイディアや考えを、制限なく、たくさん出すことを目的とします。
一見、くだらない内容と思えることや、
あまり価値がないかも、と思うことまで、
とにかく、数を重視します。
ブレーンストーミングの技法を体験してもらいました。
実際に、大学の授業でも、体験してもらいました。
時間を区切って、よーい ドン!
グループごとに、いかに情報量がだせたかの勝負です。
各グループごとに、一生懸命に頭をつかって、
集中してアイディアを出し続けました!
盛り上がりましたよ~(笑)!
ファシリテーションの技法「紙芝居」
通常の紙芝居では、一つ一つの紙に、絵が書いてあると思います。
それを見せながら話しますよね。
それを、この話し合いの時にも取り入れます。
授業でも、ファシリテーションの技法でもある
「紙芝居」を使ってみました。
キーワードや説明を紙に書いておいて、順に貼りだしながら、
説明をしていきます。
これは、とても効果がありました。
■紙芝居のメリット
1.説明を聞くときに、下を向きがちなのを阻止できる。
2.どんなことを話しているかを、目でも見えるので、頭に入りやすい。
3.説明する講師としても、話がしやすい。
たくさんの場面で使えるファシリテーション、
大分、浸透してきているとは思いますが、
まだまだ認知度も低いかもしれません。
取り入れたら、利益も上がるし、人間関係も良くなるし、
いいことばかりです。たくさんの人の助けになること間違いなし!
ぜひつかってみてくださいね。