こんにちは、
企業研修や商工会議所のセミナーの講師で10年以上やってきた
柳沼佐千子です。
セミナー講師になりたい方も多くなってきました。
なかなか始めたのに、セミナーや研修の仕事の依頼が増えないと
悩んでいる方も多いと思います。
プロのセミナー講師として、人気講師になるには、いくつかのポイントがあるんです。
そこで、その中でも効果的なプロフィールの書き方がわからないという方、
コツを取り入れて、あなたの魅力が伝わるようにしましょう!
プロフィールの書き方もとっても重要です!今作ったプロフィールやこれから作る方は、ご紹介するコツを取り入れてみてくださいね。もっと依頼や集客が増えるようにしましょう!
講師のプロフィールの狙いとは
目次
セミナーの担当者や受講生の立場で考えてみると、
「このセミナーって、どんな内容なんだろう?
講師って、信頼できるのかな?」
と最初は警戒心でみるものなですね。
初めて見るチラシで、
「受講しようかな」と思われるときは、
「信頼されたかどうか」で決まることも多いのです。
セミナータイトルとプロフィールの合致
セミナーのチラシを見ただけで信頼されるには、
「セミナーのタイトルや内容と
講師のプロフィールが合致しているかどうか」が大事なんです。
セミナーの紹介のチラシやホームページや文章を見て、
一瞬でいいなって思ってもらえるようにしてきましょう。
そのためには、
講師プロフィールは、講師本人以上に、ものすごく読まれてチェックされているものなんですよ。
ですので、信頼感を出すために、コツを抑えて、
経歴や肩書を効果的に書き込みましょう。
人気セミナー講師が教える「セミナーのタイトルの付け方」のコツ!
プライベートの経歴で選ばれるときがある!
人の心理で、似たような人を好むというものがあります。
「類似性の法則」といいます。
偶然に出会った人が、同じ地域出身だったり、部活が同じだと、
初めて会った人なのに、話が盛り上る!ということも結構ありますよね。
これは、お互いに「同じ」という共通点があるから、
心の距離が縮まっているのです。
この法則は、
ホームページに詳しく記載することで、
あなたのことを知りたいと思い、見にきた方がぐっと親しみを感じると
あなたに依頼がくる確率が高まるという効果があります。
私の場合も、
若いころ、プロゴルファーを目指して、プロテストにチャレンジした経験があるんです。
そのため、大学時代にはゴルフ部、
その後ゴルフ修行のために、カナダに行ったことなどを
ホームページに書いてあります。
すると、文章がとても長いのですが、
最後までしっかりと読んでくださる方も多いんです。
つい、この前のことですが、
「柳沼先生は、ゴルフやっていた方と○○社長から聞いてました!」と
わたしがいない場所でも、話題に上がってるのです。
口コミで研修の依頼が増えているネタになっているんです。
すると、講演や企業研修で、初めてお会いする方や受講者から、
とても親しみやすい雰囲気で接してもらえることが多いのです!
2種類のプロフィールを作る
プロフィールは、2種類つくりましょう。
1.セミナーや講演のチラシ用(短い)
2.ホームページ用(長い)
セミナーのチラシに入れるものは、
比較的短めにまとめた文章が必要です。
ホームページには、長いものを記載出来ます。
記事を見た方やセミナー依頼をしようかなと検討している企業の担当者、
または、受講者がセミナーの予告を見たり、受講後に見に来ることもあります。
こちらはプライべートも含めた長い文章を書いておきます。
すると、セミナーや講演だけではなく、
あなたのファンになるからです。
プロフィールの書き方で大事なコツ
プロフィールに入れたいポイント
1.経歴(出身学校や以前の勤務した社名など)固有名詞にする
2.実績を入れる
3.数値を入れる
4.本業の内容
5.肩書
この5つをいれてみてくださいね。
・生年月日は非公開でも大丈夫です
・学歴が良ければ書き入れたほうがいいです
・過去に会社で勤めた経験があれば、
どういう会社でどんな仕事、実績をかきましょう
あなたの過去にあったことを、
具体的に、数字を入れて書くのです。
数値を入れると、本当だ!スゴイ!というあなたの
価値を見せることができます。
信頼感につながりますよ。
過去の経歴から今の仕事にどうつながっているのかを書く
1.過去の経験から、
なぜ、現在の仕事をしようと思ったのか?
をまず、
下書きで書いてみましょう。
具体的なエピソードをいれてくださいね。
2.あなたの仕事を通して、
どんな世の中にしたいと思っていますか?
貴方の仕事は、どんな人を助け、
どんな良い社会や効果がありますか?
書いてみましょう。
最初から、しっかり細かく、完成形を目指してかいてしまうと、
手がストップしてしまいがちです。
とにかく、思いついたことを書いてみてくださいね。
あとで、
修正を重ねたほうが早いですよ!
肩書は、専門家であること
講師になる人は、「何の専門家なのか?」を書いてください。
一言でいうと、
あなたは、何の専門家なんでしょうか。
プロフィールには、一目見て、はっきりと
読んだ相手に伝わるようにします。
ここで、コツは、
セミナーの内容がいくつかある場合は、
セミナーのタイトルと内容に合わせて、
肩書も変わるかもしれないということです。
例えば、税理士の先生だったら、
「節税の専門家」
「創業融資の専門家」
のように、
税理士 だけではなく、
さらに、同業他社と比べての差別化ポイントを、
「○○専門家」として書くと効果的です。
なぜなら、講師を選ぶ立場になると、
「専門家」から学びたいからです。
他に肩書の種類は、
○○認定講師 もありますね。
なにも肩書がないなと思う人は、
自分でつくってしまうという手もあります。
例)
「講師育成の専門家」
「売れる営業トークの専門家」
他の人のチラシにある、肩書をよくみて、
いいなと思ったものがあれば、
参考にしましょう。
プロフィールに入れる実績の書き方
実績は、数値で書くことと、
セミナーテーマとリンクするものです。
過去〇年
受講者数〇人
売上〇%アップ
再来率〇%増
表彰〇回
年間〇個販売数
など、数値で出せそうなものを書き出しておきます。
そして、
セミナーのテーマに合った
「数値」を選んで記載します。
その他、
出版した本があれば、記載、
代表を務める他の実績などがあれば、
プロフィールに記載します。
主な大企業や有名企業に仕事で携わったことなども
書くといいです。
注意)具体的な社名を実績に記載するときは、
許可が必要なときがあります。
勝手に掲載してあとでトラブルにならないよう、事前に確認しておく必要があります。
一般的には、公的な公募で周知されている
セミナーや講座は、書いても大丈夫です。
プロフィールの具体的な書き方の例
他の人の書いているプロフィールを見ると
大まかな流れがわかります。
プロフィールには、写真がとても重要なので、
プロのカメラマンに撮影してもらってくださいね↓
プロフォール写真の撮り方~プロカメラマンに撮影依頼する前のコツ
プロフィールの例(著書のプロフィール)
これは、著書のプロフィールです
(プロフィールとしては、中くらいの長さになります)
柳沼佐千子(やぎぬまさちこ)印象力アップトレーナー。印象エキスパート株式会社代表取締役。一般社団法人日本おもてなしトレーナー協会代表理事。子どもの頃から人間関係に悩み、「嫌われ続けの人生」を好転させるべく、海外生活、保険営業、事務員、ラジオパーソナリティ、テレビアナウンサーなどたくさんの職を経験する。さらに結婚、離婚を経て、二人の子どもを女手一つで育てながら起業するなど人生経験を積むかたわら、心理学、コミュニケーション法、脳科学などを20年以上研究。自らを実験台に実践を繰り返して独自に編み出した、誰でもできる、誰に対しても効く、好感度アップの手法「インプレッショントーク®メソッド」を企業へ提供している。主に小田急電鉄やタカラスタンダード、水戸プラザホテル(楽天トラベル「全国ホテルランキング総合」第1位<2017年8月>ほか、宿泊サイトで高評価)など多くの企業で、経営士としてのビジネス視点、ラジオパーソナリティやアナウンサー時代に身につけたビジネス視点、ラジオパーソナリティやアナウンサー時代に身につけた人の心をつかむ話し方を用いて、研修や講演などを行い、年間登壇数は150回を超える。これまでメソッドを提供した受講生の数は約1万5000人にのぼる。研修後に契約率が45%アップした例や、たった1回の研修受講後に、サービス調査で前年比51%を達成するなど、研修後、すぐに「数字」が好転する効果の即効性が認められ、96%の企業がリピーターに。(Amazonの書著紹介ページより)
セミナーチラシのプロフィールの例
柳沼佐千子人間関係に悩み、コミュニケーション、会話、心理学、脳科学などの関連書籍で20年以上研究。
実践を繰り返し、独自に編み出した、誰でもできる好感度アップの手法「インプレッショントーク®メソッド」を企業へ提供して約10年。多くの企業で、経営士としてのビジネス視点、ラジオパーソナリティーやアナウンサー時代に身につけた人の心をつかむ話し方を用いて研修や講演を行い、年間登壇数は150回を超える。これまでメソッドを提供した受講生の数は1万5000人にのぼる。研修後に契約率が45%アップした例や、たった1回の研修受講後に、サービス調査が前年比51%増を達成するなど、研修後すぐに「数字」が好転する体感型メソッドの即効性が認められ、96%の企業がリピーターとなっている。(印象エキスパート株式会社 ホームぺージ参照)
柳沼佐千子の詳しいホームページ、プライベートも含めたプロフィール(長い)
プロフィールの書き方のまとめ
講師になる人は、プロフィールの書き方と写真も大切です。
では、今回のまとめです。
1.セミナーや講演、研修の内容とリンクするプロフィールにする
2.実績や数値を具体的に入れる
3.専門家としての今と経歴を入れる
プロフィールと写真もとても重要なので、
時間がかけても
しっかり書いたほうが良いです。
何度も修正して、
相手が見て、納得、スゴイ!この先生から学びたい!
と思ってもらえるようにしましょう!
当日、受講生方が、講師のあなたに会って、セミナーが楽しかった!また参加したいと思われる話し方も、練習して下さいね!トータルで魅力的な講師になれれば、あなたも全国から依頼がくる人気セミナー講師になれますよ!